クルド人の正月にあたるノールーズの祭りの日に、PKK議長のオジャラン氏が、トルコ政府に対し、正式に停戦宣言をする可能性が、高まっている。
この情報は先日彼を訪問した、BDP(PKKに近いクルドの政党)のメンバーが漏らしたものでありほ、ぼ間違いがなさそうだ。
こうなると、PKKの戦闘員はイラクにある彼らの本拠地、カンデル山に引きこもることになるだろうし、そうでない者は武器を捨てて、一トルコ国民に戻るだろう。
オジャラン議長が求めている交換条件は、数千人とも言われるPKK戦闘員の釈放だ。もちろん、トルコ人の捕虜も交換に、釈放されることになるということだ。
この和平が実際に進むとになれば、エルドアン首相の支持は高まり、彼が望むようなアメリカ型大統領に就任するのも、夢ではなくなるかもしれない。
3月21日はすぐに来る。和平も一緒にきて欲しいものだ。