予定通り今日帰国しました。
エジプトのムスリム同胞団による政府は、やはり経験が不足していることから、国内外政策で四苦八苦しているようです。
そうは言っても、アラブの主導国であるエジプトは、多くのアラブ内問題に対応していかなければならない立場にあります。
エジプト国民とアラブ諸国や世界が、エジプトのムスリム同胞団政権の対応に、時間的余裕を与えてくれるのか否かが、今後は問題になってきそうです。
トルコの国内では大統領権限の拡大が、最大のテーマになっているようです。大統領権限を拡大し、首相の権限を縮小し、アメリカ大統領型にしたい、とエルドアン首相は考えています。
もちろんそのためには憲法改正が必要ですが、トルコ国民は権限が大統領に集中するのは、トルコの民主主義にとって問題がある、と考えているようです。従って国内ではこの問題が今後の最大の課題になりそうです。