『BBCの気になるニュース』

2012年7月22日

 

 BBC放送(?)のネットの記事に、一寸気になるものがあった。それはシリアからイラクに、逃れてきた人たちの発言だ。

 彼らの証言によれば、殺戮を繰り返しているのは反政府側であり、反体制派の戦闘員によって、サイダ・ゼイナブ市の市民が追い出されて、イラクに逃れてきたという内容だった。ご主人はイラクのシーア派国民であり、奥さんはシリアのスンニー派の人だったと記憶する。

 シリアのサイダ・ゼイナブ市は、シーア派にとって重要な聖地であり、イラクからもシーア派の人たちが、巡礼に来る場所だということのようだ。

 この記事を読む限り、シリア国内で悪辣非人道的なことをしているのは、反政府側の戦闘員と取れるのだが、なぜかその記事は1時間ぐらいしてからであろうか、消えてなくなっている。

 もし、この記事が正式に流されたものであるとすれば、西側諸国なかでもイギリスのシリア対応に、変化があったということであろう。また、もし、これが一記者の判断によって流されたものであったとすれば、ある力がBBC放送局におよび、ブログの上から消されたということであろう。

 真相は分からない。