アメリカのトルコ向け投資を促進する目的で、ゼファル・チャラヤン経済相が訪米したが、ヒューストンで開催されたパーテイのなかで、その成果が報告された。
その報告によれば、ペプシ・コーラ社はトルコを中東、北アフリカの中心基地にするために、8億ドルから50億ドルに投資を増やすことを、決めたということだ。
キンバリー・クラーク社は同社の持つハギーズとコーテックス・ブランドのハブをトルコに設立する予定だ。このためにキンバリー社は、300万ドルの投資をトルコに行う予定だ。またイスタンブールに生産拠点を設けることも、希望していると報告された。
クエスト・デアノステックス社はヘルスケア部門を、トルコに設ける予定だ。
加えて大型案件では、GE社がワゴン車の生産と、エンジン生産をトルコで行う予定だ。また1万キロの鉄道建設も、計画しているということだ。
携帯電話の生産社であるブラック・ベリー社の進出が見込まれる。
加えてクライスラー社は自動車の生産部門を、トルコに設立する予定だ。
アメリカ企業群がトルコに大型の進出を決めつつあることは、アメリカがトルコを中東の中心国と、定めたことの証であろう。
中東の親日国のルコに対し、日本はどう対応していくのかが、問われているのではないか。