帰国報告

2011年12月 6日

       

12月6日無事帰国しました。成田からの車の移動はお台場辺から大渋滞1時10分の成田到着から4時間以上かかって杉並の自宅にたどり着きました。

トルコでは12月2日イスタンブールのアイドン大学で講演会を行いました。私以外の講師はカイロ大学の教授、ワシントン中東研究所の研究員(トルコ人)でした。

意外なことに私の講演が一番受けました。それは事実を知りたいという欲求がトルコの学生にも強いということでしょう。

この後トルコのガゼンテペ市で開催されたアバント・フォーラクでは、もっぱら聞き役に回りました。ここでの成果はアラブ人とトルコ人の知的格差の、大きいことに気が付いたことでした。イスラエルの大学教授が以外におとなしい常識論を話していました。

トルコはトルコ型の民主化を押し付けも、指導しようとも言っていないにもかかわらず、アラブの参加者は押しなべてトルコ型民主主義を押し付けられたくないが、支援だけはしてほしいという論調でした。アラブ人参加者からは、実に大人気ない発言が目立ちました。