リビアのカダフィ体制が、もうじき終わりを告げそうだ。自国民に外人狙撃部隊を向け、頭や胸、喉を狙って撃たせれば、体制の崩壊は当然の帰結であろう。
この外人部隊の投入に、リビア軍がプライドを傷つけられ、やがてリビア軍も、カダフィ大佐に背を向けることになろう。
カダフィ大佐の息子の中で、一番まともなサイフ・ル・イスラーム氏が、最後の弾丸を撃ち尽くすまで、父と治安部隊は戦うだろうと語っている。
状況はそこまで来たということであろう。
カダフィ大佐の力による大衆抑圧が成功すれば、他のアラブの国の元首も、真似をするかもしれない。
なんとしてもカダフィ体制は、打倒されるべきであろう。