1月25日に始まり、18日間に及んだ、エジプト国民の反対運動の結果、ムバーラク大統領は遂に、大統領の職を辞任することを決定した。
したがって、エジプトで起こった抵抗運動は、エジプト国民の闘いの勝利で終わったということだ。
次は現在の与党、閣僚をどうするのか。そして、新大統領を是認するのか、という問題が待ち受けている。
何度も書いてきたように、ムバーラク大統領の後任の大統領となった、オマル・スレイマーン氏は国民の間では、決して評判がよくないからだ。
エジプト国民は革命の第二幕に、突入して行くのか、あるいはこれでよしとするのか。アイーダのステージの先はまだ不明だ。