6月13日から21日にかけてトルコを訪問し、二つの国際会議と3つの講演をしてきました。その報告は順次行うつもりです。一番トルコに行って感じることは、日本が老人社会になって活力が感じられないのに対し、トルコは国全体に元気を感じることです。
しかし老人社会と言っても、日本社会には正義とか公正とか冷静な判断、社会に対する奉仕の精神といった、大人が本来持つべき感覚が、極めて劣っていることです。わがままな老人になった社会、という印象を受けます。それを少しでも変えていくには、外国を冷静に見る目を持って、日本人に旅行をして欲しいということです