このニュースが事実なら許されるべきではなかろう

2010年5月14日

 イランのプレス・テレビというネット・ニュースが、とんでもないニュースを報じた。それによると、イスラエル政府は東エルサレムにある、パレスチナ人の家屋を破壊し、イスラエル人の居住区にしてしまう、計画があるというのだ。

イスラエルの内相が、クネセト(国会)で東エルサレムのパレスチナ人住居の破壊を、継続すると語ったというのだ。ここまで来ると、さすがのイスラエル支持の、アメリカも困り果てたようで、調査の結果、イスラエルあるいはパレスチナのいずれかを、罰することになろう、とアメリカ政府高官が語ったということだ。

国連機関の語るところによれば、もし、イスラエルが東エルサレムのパレスチナ人家屋の破壊を、継続するのであれば、現在6万人のパレスチナ人が、自宅を失う方向になるということだ。

述べるまでも無く、イスラエルによる東エルサレムの、パレスチナ住民立ち退きは、1967年の第三次中東戦争で、イスラエルが東エルサレムを占領して以来、継続して行われてきていたが、今回はその集大成とでもいうべき、行動に出ているのかも知れない。