笑えるアメリカのイスラム関連ニュース

2010年1月 3日

 アメリカ政府直属の機関による、イスラムに関連した世論調査の結果が発表された。それは実に面白いというべきか、アメリカ的というべきものであったので、ご紹介することにした。

 アメリカ国民にとってイスラム世界やイスラム教徒がどの程度の認知度であり何を持ってアメリカ国民がイスラム世界やイスラム教徒を評価しているかがわかる。

 その興味深い世論調査の結果トップ点は以下のものだった。

1:イラン民主化大衆デモ

2:レバノン安定化

3:トルコ58%経済成長2002200826番から17番の経済力に

4:最大ムスリム国家インドネシア選挙成功裏に行われた

5:クウエイト民主化進む

6:アルバニア10%GDP伸び

7:アラブでのインターネット利用増加

8:米のムスリムは社会に適合

9:カタール75%のGDP伸び記録

10:男女共学大学サウジ国王が許可

 このうち経済がらみが3と6と9であり、民主化関係が1と2と4と5と7と10であろうか。8は何か無理にそういうことにした感じがしないでもないが?

 アメリカ国民と政府の関心は、民主化の押し売りと、経済つまり金儲けがほとんどのような、気がしないでもないが、、?イスラムの文化とか宗教そのものに対する関心は、ほとんど持たれていないということだ。つまり、現在起こっている現象の根源に対する関心は、全く無いということではないのか?