ヨルダンで地下資源の探査を進めていた、ヨルダン・エネルギー資源開発社と、フランスのアレヴァ(AREVA)社は、ヨルダン国内でウラン鉱脈を発見したことを公表した。
この鉱脈は相当量のウラン鉱を含んでおり、しかも地表から極めて浅い、地下にあることが分かった。両社の発表では、5フイート程度(1・5-2メートル)の地下にあるということだ。
ヨルダンはこのウラン鉱の開発をフランス社との間でそう急に進め、自国のエネルギー確保と輸出を進めていくものと思われる。ヨルダンの報道によればウラン鉱は極めて良質だということだ。
:サイフ・ル・イスラーム氏正式にカダフィ大佐の後継者に就任
リビアの全国人民大会その他の組織は、カダフィ大佐の要請に基づき、サイフ・ル・イスラーム氏の公式ポジション付与を討議したけか、彼を総合的管理職に選んだ。このポジションはリビアの議会や政府の活動全体を監督する立場であり、したがって国家元首と同等の、ポジションということになる。
この人事は、カダフィ大佐健在の間は問題ないだろうが、カダフィ大佐の健康に問題が出てきたりすれば、兄弟のなかの誰かがサイフ・ル・イスラ-ム氏に対し、反旗を翻す可能性があろう。
:マハムード・アッバース議長1月24日を議長・議員選挙日に
パレスチナ自治政府の、マハムード・アッバース議長は、来年1月24日を、パレスチナ自治政府議長と国会議員の選挙日にすることを発表した。
これまで、ママムード・アッバース議長率いるファタハと、反対派のハマースとの間では、選挙日の決定で意見が対立していたが、このたび、マハムード・アッバース議長が強引に、決定したということだ。
この決定以前に、エジプト政府はマハムード・アッバース議長に対し、ゴー・サインを出していたようだ。
1月の選挙結果にもよるが、もし、ハマースが敗北することになれば、マハムード・アッバース議長が否認している、選挙で選ばれた首相、イスマイル・ハニヤ氏は首相の座を、正式に追われる可能性がある。このことがハマース側をして、選挙反対の立場を、とらせていたのであろう。