中東のエジプトとトルコを訪問してきた。何人かの友人たちと話しをして、幾つかの発見があった。
ガザ戦争の結果は、結局のところ金の奪い合いに、終わりそうな感じがした。ファタハもハマースもイスラエルもアラブ諸国も欧米も、世界から集まるガザ復興の援助金の、奪い合いを演じている。
ある友人は、これが案外悪化している経済を、立て直すカンフル剤になるかもしれないと言っていた。もちろん、規模は極めて限られたものであり、世界経済を変える、種にはなるはずが無いが。冗談としては、皮肉いっぱいのものであろう。
トルコでは新しい動きが始まっているようだった。それは以前から私が考えていた、地域全体の新しい関係の構築だ。
この点についてはゆっくりご報告したい。まずは帰国のお知らせまで。