元イスラエル外務省の局長が非常に興味のある発言をしている。それは「イスラエルとシリアとの間で1年以内に和平が成立する」というものだ。
彼の意見によれば、アメリカの大統領がバラク・オバマ氏に代わることによって、これまで中東和平成立の、高いハードルとなっていた問題が消えるというのだ。
彼の発言によれば、これまでイスラエルとシリアは互いに、和平を望んできたが、ブッシュ大統領がそれを邪魔してきたというのだ。ブッシュ大統領は中東のことを理解せず、邪魔をしてきたというのだ。
ブッシュ大統領が去ることによって、イスラエルが1967年の第三次中東戦争以来、占領してきたゴラン高原は、シリアに返還されるが、チベリアス湖については、国境線の確定交渉が必要だとしている。この裏ではオルメルト首相の、シリア説得があったということだ。
そうあってほしいものだ。