ドバイ・二度目の大事故にみまわれる

2008年3月28日

 湾岸の観光とビジネス・センターとして、世界中に知れ渡っているアラブ首長国連邦の一部であるドバイで、このところ2度にわたって、大事故が発生している。 

一度目は交通事故が元で、数百台の車が炎上するというものだったが、今度は、ドバイが誇るコーズ産業地区で、大爆発が起こっている。

この産業地区は、ドバイ市に隣接するというよりも、ドバイ市の一角を占めている地域だ。したがって、今回の爆発は、ドバイ市そのものに、直接的な被害を与えている。

そして、この大爆発による火災は、ドバイの観光にも、大きな影響を及ぼすものと思われる。なぜならば黒煙が空を覆い、太陽が見えなくなるほど、ひどいというのだ。

 また、空には大量の灰が舞い上がり、それが地上に降ってきているということだ。それは、ドバイの観光資源のひとつである、きれいな砂漠も汚しているであろうし、観光施設も同様に、大きな被害を受けたものと思われる。

 昨年の11月に、ドバイを訪れた際には、きれいなビルが立ち並び、ドバイのあらゆる場所で、新築ビルの工事が進んでいた。ホテルも最高の贅沢を感じさせる、大満足できるものだった。多分、昨年私が見たドバイとは、全く様相をことにするドバイが、いまは取り残されているのではないか。

 今回の大爆発事故の原因だが、現在のところ原因が分からない、ということだ。可能性としては、可燃性のペイント材料などが、熱を帯びて爆発した、と考えられるのだが、テロの可能性も否定できないのではないか。もし、そうだとすれば、今後ドバイの中東のビジネス・センターとしてのイメージは、大きく損なわれるのではないか。