イランのプレスTVの報じるところによれば、アメリカ政府はイラク駐留のアメリカ軍に対し、アルカーイダや旧サダム勢力のテロリスト追跡で、シリア領やイラン領に立ち入ることを、許可したということだ。 イランのプレスTVはその情報元を、WIKILEAKSだとしている。このサイトに対し、情報を掲載することに、在イラクのアメリカ軍から反対があったようだ。それは、この情報が真実であるか否かは別に、報じられることによって、在イラク・アメリカ軍兵士の危険が高まるからだ。
もしこの情報が事実であるとすれば、アメリカ政府は、イラク駐留のアメリカ軍の戦域がイラクに留まらず、拡大することを、十分に承知しているということであろう。