在京ウズベキスタン大使館の、クチカロフさんが私のところに顔を出した。というよりはインタビューに見えたのだ。
それは、8月の14，15日にウズベキスタンの首都タシケントで開催される、国際科学実践会議「イスラム文明に占めるウズベキスタンの位置」に私が発表者に選ばれていることから、同会議の発表者に対するインタビューだった。

　ウズベキスタンではこの会議を重視しており、開催前から国内的に雰囲気を盛り上げていこうという方針のようだ。
インタビューはウズベキスタンに関する質問から始まった。ズベキスタンを訪問したことがあるか、イスラムとのかかわりはどうだったのか、会議が開催されることをどう受け止めているか、会議開催の意味は、といった質問が矢継ぎ早に向けられた。

　ウズベキスタンも他のイスラム諸国同様に、イスラム過激派によるテロの不安問題を抱えている国だ。イスラム会議の開催によって、その流れを何とか変えて行きたいということであろう。
　私は常々、イスラム過激派の動きは、イスラム教徒のイスラム教に対する無知と、貧困におもな原因があると考えている。したがって、イスラム教を正しく理解させるイスラム会議が開催されることは、非常に意義があると思う。
この会議の開催が意義あるものになることを期待してやまない。